女性メンバーによる
シューマン「子供の情景」&ドビュッシー「子供の領分」コンサートが
先週土曜日(2月25日)無事に終了致しました。
それぞれの作品を、映像とナレーションで紹介しながら
「子供の情景」(全13曲)を3名で、
「子供の領分」(全6曲)を2名でリレー演奏しました。
どちらも「子供の…」というタイトルなので、
子供が演奏するために作られた比較的簡単な曲だと思われがちですが
大人の視点から子供の様子を描写した曲集で
しっかりした技巧と表現力が要求される
プロのピアニストでもコンサートで演奏する
とても内容の濃い作品です。
メンバーは、この作品に半年間じっくり取り組み
本番では全員暗譜で見事にその成果を披露してくださいました。
一人が複数曲を担当して弾くので、その中には比較的仕上がりの早かった曲や
なかなか思うような表現に辿りつかず苦労した曲など
全曲を完成度高くひとつにまとめるのは想像していたより大変なことでしたが
本番に向けてメンバーの集中力は次第に高まり
当日が一番まとまりのある流れで作品を弾きとおせたのではと思います。
そして、その演奏をがっちりとサポートしてくださったのがナレーションでした。
同じ教室のメンバーで、プロのナレーターではないのですが
落ち着いたトーンで、曲の雰囲気や内容にあわせ上手に表情を変え
シューマンとドビュッシーの世界へぐいぐい引き込んでいってくれました。
6人全員が力を合わせて作り上げたステージ。
女性らしくエレガントで華やかなとても素敵なコンサートでした。
バックの映像が入っていなくて残念なのですが
「子供の情景」「子供の領分」から数曲ずつ
You Tubeにアップしましたので是非ご覧ください。
シューマン/「子供の情景」より
第1曲「見知らぬ国」
第7曲「トロイメライ」
第11曲「こわいぞ」
第13曲「詩人のお話」
ドビュッシー/「子供の領分」より
第3曲「人形のセレナード」
第4曲「雪は踊っている」
楽しみにしていた2月のBigイベント
「爺とオヤジのコンサート」と「子供の情景・領分」コンサートが
両方とも大盛況に終わりホッとしたのと同時に、ちょっと寂しい気もしますが
メンバーの皆さんは既に5月に予定されている
教室のコンサートに向け練習をスタートさせました。
う~~ん、すごいエネルギー!!
このように熱心にピアノライフを楽しむ皆さんと一緒に
日々音楽にたずさわっていられる私は本当に幸せだなぁと
改めて感じる今日この頃です。