それは木曜日のことでした。
4~5日前から「口内炎ができたのかな??」というような
違和感はあったのですが、朝起きたら顎から耳にかけてズキズキ痛くて
口が開かなくなっていました。
顔がドクドクと脈を打っているのがわかり
ズキズキと音が聞こえるほどに痛い!
これはただごとではないと思い、すぐに診てくれる歯医者さんを探しました。
それでも夕方5時の予約。
とりあえず市販の鎮痛剤で誤魔化しながらレッスンをしましたが
歯医者に着いた時には、首・肩・耳・頭全体に痛みがあり
熱も出て、体の震えが止まらなくなっていました。
いったい何が起こっているのーー?
ボーーっとしていく意識の中で
「こんな痛みは、きっとよほど特別な悪い病気に違いない」…と
どんどん落ち込んでいきましたが
診察の結果、強烈な痛みの元凶は
生えずに歯茎の中で一生眠ったままと思っていた親知らずでした。
そのまわりがひどい炎症を起こしてしまい、痛みをひき起こしていたのです。
「この炎症じゃ、薬飲んでも効くのに時間かかるよ~」と先生。
「これ以上この痛みには耐えられません 切って抜くなり何なりしてください!!」と
すがりましたが、当然ですが「炎症がおさまるまで抜けません!」と一蹴。
とりあえず、切って膿を出し、即効性のある点滴を使うことになりました。
もちろん薬も服用していますが、
結局、今日も朝夕2回点滴に通わなければならず
昨日から数名の生徒さんにキャンセルやら時間変更のお願いで
ご迷惑をおかけしてしまいました。
今は、痛みもだいぶなくなり
食事もやわらかいものはゆっくり食べられるようになりました。
でも、この炎症がおさまったら悪さをした親知らずは抜歯の予定。
親知らずの抜歯については、今まで「気絶した」とか「数日寝込んだ」など
恐ろしい話ししか聞いたことがないのでとても憂鬱です。
どなたか親知らずにまつわる良い話しをご存知ないでしょうか?
ところで、そもそもなんで「親知らず」なんていうのでしょうか?
調べてみたら、諸説あるようですが以下のふたつが有力説のようです。
★赤ん坊の歯の生え始めと違い、多くの場合 親元を離れるような年齢から生え始めるため
親が歯の生え始めを知ることがないから「親知らず」という。
★乳歯が永久歯の「親」と考えると、親知らずには対応する乳歯が存在しないので
「対応する乳歯が無い=親知らず」として命名された。
話しが長くなってしまいましたが…
そんなわけで、この炎症の治療&親知らずの抜歯が終わるまで
レッスン時間の変更など、生徒さんに迷惑をおかけしてしまうことが
あるのではと思います。
「親知らず」退治 まで、しばらくご理解&ご協力よろしくお願いします。