All Aboutに「クレッシェンドとデクレッシェンドを上手に弾くコツ」
という記事をアップしました。
レッスンで注意することの多いポイントをまとめたものですので
よかったらご一読ください。
さて、今日私はチューリップの球根を植えました。
…とこんなことは特別なことではなく、
皆さんふつうにやっていることだと思いますが
これが私にとっては特別なことなのです!
なにせ私は「サボテンを枯らす女」と家族から呼ばれるほど
植物を育てることが下手!
決して放ったらかしにして、
水もやらずカラカラにしているわけではないのですが
鉢植えを買って来たり、自分で寄せ植えを試みてもなぜか長持ちしません。
失敗するたびに
「もうかわいそうだから植物を育てるのは止めよう」と思うのですが
お店で見るとついつい買いたくなってしまうのです。
私に植えられる球根にとっては生きるか死ぬかの一大事。
そう思うと、たかだ球根植えでも気が引き締まる思いです。
チューリップの球根は去年の秋も植えてみましたが
春になって少しだけ芽は出たものの、結局 花はひとつも咲かずじまい
球根の袋にあった<植え方>のとおりに植えたのに…なぜ?
そこで、今回 チューリップに再挑戦するにあたり
趣味の園芸が高じて造園関係の資格まで取ったというかたが
教室にいらっしゃるので
失敗した原因に何が考えられるかうかがってみました。
(ピアノのレッスンにいらしたのに、園芸レクチャーをして頂き申し訳なかったのですが…)
私の話を聞いた生徒さんは
「その植え方で間違いないです。外に置いて冬の寒さに当たらせ、
適度に水やりもしていて、それで咲かないはずがない。
咲かせない方が難しいです。技術が要りますよ!」とキッパリ。
このコメントには、ショックというより思わず大笑いしてしまいました。
なるほど!私は育てるのが下手なのではなく
育てられない才能があるということね。
もちろん、その生徒さんは皮肉のつもりで言ったわけではなく
本当に「どうしてそれで咲かないの?」と
不思議過ぎて思わず出た言葉だと思いますが
何ごとも言い方ひとつでだいぶ印象が変わるものです。
物は言いよう…勉強になりました。
今度もそちらの才能のほうが勝ってしまうかもしれませんが
できれば来年の春、きれいなチューリップを拝みたいものです。