今日は、午前にレッスンにいらした皆さんと
「天気予報、大ハズレでしたねー。」と言ったほど
お日様も出てお天気良かったのですが、午後になると急転!
車でレッスンにいらしたかたでさえ
玄関に入るまでのほんの数十秒でビショ濡れに
なってしまうほどの激しい雨となりました
週末にかけて台風5号が接近するとか……。
電車が止まったりして、レッスンにいらっしゃる皆さんが
影響を受けないといいのですが。
そんな生憎なお天気のなか、
フランスのピアニスト、ミシェル・ダルベルトのコンサートを聴きに
フィリアホールへ行ってきました。
地元で、このように国際的に活躍するピアニストの演奏が
聴けるのは本当にありがたいことです!
教室のメンバーも何人かいらしてました
プログラムはこちら~。
■ モーツァルト: ソナタ第11番「トルコ行進曲付」
■ ベートーヴェン: ソナタ第14番「月光」
■ ショパン: バラード第1番、スケルツォ第2番
■ ドビュッシー: 『前奏曲集』より
(沈める寺)(亜麻色の髪の乙女)(西風の見たもの)(花火)
「トルコ行進曲」というと、中級にさしかかったピアノ学習者が
チャレンジする定番曲で、私も数えられないほどレッスンしているので
もはや、私の中ではモーツァルトの芸術作品というより
”練習曲” に近い位置づけになっていました。
でもやはり、当然のことながら
このレベルのピアニストがさまざまな音色やタッチを駆使して弾くと
まさしく「芸術品」に!
曲が立体的に広がり、音の向こうに情景が見えてくるようで
改めて「トルコ行進曲ってなかなか良い曲だな 」 と思いました。
ドビュッシーも美しかったし、ダイナミックで興味深かったですが
このピアニスト、どちらかというと全体的に
繊細とか抒情的というよりも
骨太でガッツリ突き刺さるような音を多用するので
盛り上がるところでは迫力満点で聴衆を圧倒しますが
私はあまり好きなタイプではありませんでした。
でも、自分が好きなタイプでもそうでなくても
いろいろ違った個性をもったピアニストの演奏を
生で聴くのはとても勉強になります!
フィリアホールは、これから他にも
10月:ブレハッチ、11月:ラーンキ、12月:オピッツ など
国際的ピアニストがコンサートを予定しているので
プログラムに興味があったら是非。
※オピッツはコンサート開催が決まったばかりで、
プログラムはベートーヴェンのソナタ
「悲愴」「月光」「テンペスト」「熱情」の予定。