桜の花が咲き始めると、
いよいよ本格的に春がやってきたと感じます。
春は、出会いと別れの季節だとよく言われますが
今日は教室の皆さんに、
とても悲しいお別れのお知らせをしなければなりません。
2004年に教室に入られてから
ほぼ欠かさずコンサートに参加され
古典からラテンまで、さまざまな曲を披露してくださった高岡さんが、
昨夜、天国へ旅立たれました。
難しい病気と闘っていらしたのは知っていましたが
こんなに早くお別れすることになるとは思ってもいませんでした。
去年11月のジョイフルコンサートを聴きに来てくださり、
次回のコンサートは、体調がよければ
短い曲でもいいので是非参加してくださいとお誘いしたら
「このまま人生を終わらせるわけにはいかないので、
そろそろ練習を始めるつもり。
来年からのレッスン再開を目指します。」とおっしゃっていましたが
結局レッスンにいらっしゃることはなく
その時お目にかかったのが最後になってしまいました。
いつもおしゃれで若々しく、教室では憧れのマダムだった高岡さん。
レッスンの途中だったバッハのパルティータ2番、
最後まで一緒に仕上げたかったです。
本当に残念で、悲しくて、寂しいです。
高岡さんのご冥福を心よりお祈りいたします
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高岡さんのご葬儀はお身内だけで執り行われるそうですが、
ピアノのお仲間にお別れをというご家族のご配慮で
31日の木曜日午後に、高岡さんのご自宅へお招き頂いています。
お仲間を集めておしゃべりしたり、ピアノを弾きあったりと
楽しく賑やかなことが好きだった高岡さんですので
そのような雰囲気でお見送りしたいと思います。
一緒にお別れをご希望されるかたは
29日 火曜日の12時までに私のほうまでご連絡ください。
詳細、お知らせいたします。