横浜市青葉区大人のピアノ教室 あおばピアノの部屋ブログ

50回目のコンサートを終えて

27年前に始まり、50回目を迎えたジョイフルコンサートが26日、無事に終わりました。

「50回」や「27年間」という数字を見ると、よく続いたな、すごいなと思いますが、コンサート冒頭でもお話ししたように、これはひとえに27年の間「好きな曲を上手に弾けるようになってホールで演奏をしたい!」という熱い思いをもったメンバーに恵まれてきたからにほかなりません。

27年間、50回のコンサートで延べ何名のメンバーが参加し、合計でどれだけの曲数が演奏されてきたのか数えたこともありませんが、きっとすごい数になるに違いありません。

その数は、私にとっては今までライフワークとして取り組んできたことへのご褒美のようなものであり、また今後も教室を続けていくための大きな励みになるので、今までコンサートの歴史をつないできてくださった皆さまには心より感謝です。

それにしても、今回のプログラムもバラエティに富んだ内容で、並んだ曲目もすごかったです!

久しぶりに参加人数25名を超えた長いコンサートになりましたが、聞きにいらした教室メンバーからは「皆さんの熱演を楽しんでいたら、あっという間に終わってしまった。」というメッセージを多くいただきました。

今回のコンサート、演奏してくださった26名のメンバーの演奏すべてがハイライトではありますが、一部の最後をしめくくってくださった連弾「ふるさと」は特に皆さまの心に残る演奏だったのではないでしょうか。

「ふるさと」という誰にとっても懐かしい曲ということもありますが、教室に入られて約20年、DUOを結成して12年目を迎え60代&80代になられたお二人の一音一音に込める音楽への愛情が感じられる演奏に、客席では涙をぬぐっていらっしゃるかたも多く見受けられました。

演奏を聞きながら、ふるさとを思い出されたかた、子供にかえったような懐かしい気持ちになったかた、いろいろだと思いますが、私は譜めくりをしながら、レッスンで注意するような技術的なこと云々はまったく関係なく、理屈抜きで純粋に人を感動させる音楽の力というものをあらためて感じていました。

ホールでLIVEで聞いた感動を100%お伝えすることはできませんが、コンサートへいらっしゃれなかったかた、そして「もう一度聞きたい」というかたのためにお二人の了承を得てYouTubeに「ふるさと」を公開しましたので是非お聞きください。