横浜市青葉区大人のピアノ教室 あおばピアノの部屋ブログ

菰野ピアノ歴史館

先週(2月5日)の朝日新聞夕刊に、『200年前のピアノ 形も 音も残す』という大きな見出しの記事が載っていました。

朝日新聞

三重県の菰野町(こものちょう)にある「菰野ピアノ歴史館」には、モーツァルトやベートーヴェンが生きた200年以上前の楽器が展示され、なんと誰でも弾かせてもらえるとのこと!古い時代のピアノが展示されているところは他にもありますが、実際に触ってもOKのところはなかなかありません。

こちらに展示されている楽器は、ピアノ調律師として活躍していた同館の代表理事が仕事で欧米を訪れた際に集めたものだそうで、展示にあたっては、できるだけ当時の音をよみがえらせることを意識し、構造や素材を確かめ、ヨーロッパから弦などを取り寄せ手作りすることもあったとか。

『ショパン(1810-49)の時代までは録音技術がなく、音が残っていない。だからこそ、形だけでなく音をのこすことが大切なんです。』(代表理事:岩田光義さん)

ベートーヴェンやショパンが愛奏したものと同型のピアノを弾く貴重な体験ができるということで、全国からピアノ愛好者だけでなく、プロの演奏家も楽曲の理解や解釈を深めるために訪れるのだそうです。

気軽に行ける距離ではありませんが、フットワークの軽い教室メンバーはすぐにでも飛んで行きそう。私もいつか必ず行ってみます!

菰野ピアノ歴史館のホームページはこちら。

菰野ピアノ歴史館
菰野ピアノ歴史館

菰野ピアノ歴史館は展示している写真でしか見たことのなったピアノや、初めて見るようなピアノについて、すべて間近に見たり、実際に触れることができます。ベートベンやショパンが演奏した時代の本物の音色を聴くこ ...

piano-museum.com

実際に行って弾いてみたいところですが、まずはYouTubeで聞いてみましょう。
現代のピアノの響きに慣れている私たちにとっては、「ドライな音」「音程が少し狂っている」などと感じるかもですね。