横浜市青葉区大人のピアノ教室 あおばピアノの部屋ブログ

特別企画コンサートを終えて

先週土曜日、没後170年と130年のシューマン夫妻にスポットを当てた特別企画のコンサートを無事に終えることができました。

この半年間、毎日のようにシューマンの曲をレッスンしていたので、積み上げてあったシューマンの楽譜を本棚に戻しながら、ちょっとしたシューマン・ロスに陥っています。

多くのメンバーが「弾けば弾くほど難しい。」と嘆いたロベルト・シューマン。そして、自身が卓越したピアニストだったこともあり技巧的な曲の多いクララ・シューマン。

コンサートに向けてのレッスンを始めた当初、シューマン夫妻を選んだのは失敗だったかな……と思ったこともありましたが、終わってみれば「この企画がなければ、シューマンを弾くことはなかったかも。」や「もっとシューマンを弾きたくなった。」という感想をいただき嬉しかったです。

約3時間に及んだコンサートの、最初のシューマン以外の曲を演奏した7名の40分以外はシューマン一色のかなりマニアックなプログラムでしたが、今までのコンサートでは弾かれたことのない曲も多く聞くことができ充実したコンサートとなりました。

苦労してつくった二人の生涯をまとめたスライドショーもご好評いただきありがたかったです。

ふだんピアノを練習しているときに、その曲をつくった作曲家のことはあまり考えないかもしれませんし、作曲家についてはほとんど知らない、興味がないという人もいると思いますが、それでは本当の意味で曲を理解することはできません。

スライドショーでお伝えできた内容はわずかではありますが、少しでも二人の歩んだ人生を知って頂くことによって、曲を聞いたときの感じ方も違ってくると思いますので、これからも同じような企画コンサートの時には準備しようと思います。
(コンサートで上映したスライドショーは、メンバー専用サイト内で閲覧可能です。)

今回は、初めてトライしたAI音声のナレーションも、違和感なく聞きやすかったと感想をいただき安心しました。

思い返せば16年前に開いた1回目の特別企画コンサートのときは、ステージの下にデスクを設置しノートパソコンを置き、その場でミスしないように緊張して原稿を読みながら左手でページをめくり、右手でマウスをクリックしてスライドを切り替えるという、今では信じられないことをやっていました。
16年経ち、素人の私でもAIをこのように活用できる時代になったのだなと、あらためて世の中の進化を感じました。

コンサート当日には、シューマンを少しでも深く知って頂くために、シューマン夫妻が愛用したピアノに関する資料と、ロベルトが音楽を学ぶ若い人たちに向けて記した「音楽の座右銘」から抜粋したプリントも配りました。「音楽の座右銘」は若い人のみならず、大人にも胸に刺さる文章が多く気持ちが引き締まります。

シューマン資料

コンサートにいらっしゃらなかったメンバーでご興味あればさしあげますので、レッスンにいらした時にお申し出ください。

終わったばかりですが、「次の特別企画コンサートは?」という質問を受けました。

実は打上げ会の席で、面白いアイデアをいただき現在検討中。

長くなるので、この件については次回あらためて……。