横浜市青葉区大人のピアノ教室 あおばピアノの部屋ブログ

レッスンでは弾けていたのに

最近「レッスンを録画してもいいですか?」と聞かれることが多くなりました。
今はスマホやタブレットで、画質も音質も良く手軽に録画ができるので便利ですね。

「前に通っていた教室では許してくれなかった」というかたもいらして、とても言いづらそうに聞かれることが多いのですが、もちろんOKです!

先日、もうひとつのブログで、家では弾けていたのにレッスンでは弾けなくなってしまうという話しを載せましたが、実はその逆の「レッスンでは弾けたのに、家では弾けなくなってしまった。」というのもよく聞く話しです。

レッスンのときに、私の手の動きや音のニュアンスを真似て弾いていただくと、弾きにくかったところが弾きやすくなったり、音の雰囲気が良くなり喜んで帰って行かれるのですが、家で弾くとどのように手を動かしたのか、どのようにしたら音のニュアンスが変わったのか思い出せず同じように弾けない。

これは私も学生時代にさんざん経験しました。
目の前でお手本を示してもらうとできるのに、お手本がなくなるとできない……。
どんなに楽譜に文字を書きこんでも、それだけを頼りに動きや音を完全に再現するのは難しいですね。

音のニュアンスに関しては、電子やアップライトピアノではグランドピアノと同じように表現できない場合もありますが、手の動きは、レッスンで弾きやすくなったのでしたらどのピアノでも同じことができるはずです。

レッスン全部でなくても、もし「ここは録画しておきたい」と思うときがあればいつでも遠慮なくどうぞ。

※念のためひとこと※
レッスンを録画した方がいいとお願いしているわけではありません!
録画したいと思っていたけれども、言っていいものかどうか悩んでいたというお話しをうかがったので、他にもいらっしゃるかも?と思いここでお知らせすることにしました。