コンサートの日が近づくと、
天気予報がとても気になります。
ただでさえ緊張して気持ちが重い日に
ジメジメ、どころか最悪ザーザー降られると
よけい気分はネガティブになり、
失敗しそうなイヤ～な気がしてきます。
6月のジョイフルコンサートということで
梅雨入りしなければいいな、と心配していましたが
ギリギリセーフでしたね。
先週土曜日のコンサートは気持ちの良いお天気に恵まれました。
約1年半ぶりの「みどりアートパーク」、ヤマハCFXでのコンサート。
調律を終えて試弾したときに、
いつも以上に、高音から低音までバランスよくきれいに響いて聞こえたので
「今日は皆さん、気持ちよく弾けるに違いない！」と確信しました。
そしてその予感どおり、
レッスンよりも上手に弾けていたかたが続出！
嬉しいサプライズでした。
46回もコンサートをやっていると、
皆さん毎回しっかり準備して臨んで下さっていても
なんとなく全体的に調子の悪い印象が残るコンサートのこともありますが
今回は、緊張しながらも皆さんが
「ホールでの演奏を楽しんでいる」という感じが伝わってきて
とても嬉しかったです。
実際、コンサート後にいただいたメールにも
「楽しかった」「気持ちよかった」という
感想を書いてくださったかたがいつもより多かったです。
それは、緊張しながらも
自分の音をよく聞けていた、聞く余裕がもてたということなので
自信をもって欲しいと思います。
脱力やきれいな音色、バランス、弾きやすい手の動かし方など
このところレッスンで重点を置いているポイントに
しっかり取り組んで練習して下さっている成果だと思います。
ほかにも、「仲間の演奏を聞いて励みになった」、
「もっと上手になりたいと思った」など嬉しい感想を頂きました。
コンサートは、そのようにふだん得られないような刺激を受けたり
知らない曲と出会ったりと、いろいろな経験ができる場であり
たくさんの思い出ができる場でもあります。
これからも皆さんと、
たくさんの思い出をつくっていきたいと思います。