横浜市青葉区大人のピアノ教室 あおばピアノの部屋ブログ

ささやかなこだわり

つまらないことなのですが……
最近ちょっと気になっていることがあります。

約25年前、ピアノ教室を始めた当初
まだほんの数名しか大人のメンバーはいませんでしたが
お互いの演奏を聞きあう機会を作りましょうということで
平日の午前中に集まってピアノを弾いた後、
お昼を一緒に食べながらおしゃべりして解散……という、
今で言う、女子会のようなことをやっていました。

そのときにワープロで作ったプログラムの表紙がこちら。

1997年プログラム

「発表会」とも「練習会」とも書かれていない
参加者4名の名無しのささやかな集いでした。

それから2年後、パソコンが得意だったメンバーのお一人が
作ってくださったプログラムの表紙がこちら。

コンサートプログラム表紙

このとき、はじめて「北條ピアノ教室 発表会」と
タイトルが入りました。

そのまた2年後、大人だけのピアノを楽しむ会なので
ちょっとおしゃれに、「発表会」ではなく
「コンサート」と呼びましょうということになりました。

ただ、メンバーから
「コンサート」というと、プロの演奏会で使われるイメージがあり
恥ずかしい、という声があがったので
控えめに「リトルコンサート」と呼ぶことになりました。

コンサートプログラム表紙

この年に、教室のホームページをつくったのをきっかけに
徐々にメンバーが増え始め
コンサートの参加者も「リトル」と呼ぶには多くなったので
教室の皆さんに、新しいコンサートの呼び名を考えるようお願いしました。

いくつか候補があがった中で決まったのが
Joyful Concert(ジョイフルコンサート) です。

いかにも楽しそう!!

初めて「Joyful Concert」の文字が入ったプログラムの表紙がこちら。
参加者は17名、2002年秋のことでした。

コンサートプログラム表紙

「ジョイフルコンサート」と呼ぶようになって今年でちょうど20年。
いろいろと思い出も増え、今度の11月には47回目を迎えます。

さて、ここで私が最近気になっていることですが……
それは、年数を重ね、メンバーが入れ替わっていくうちに
徐々に、ジョイフルコンサートのことを
「発表会」と呼ぶメンバーが増えてきて
今では、ほとんどが「発表会」と呼ぶようになったこと。

もちろん「発表会」でも間違いではなく、
全然問題もないのですが
「発表会」という言葉は、
”新車発表会”のように音楽以外にも使われるので、
単に「発表する場」という意味しか感じられず、
私にはどうもしっくりきません。

一方、「コンサート」という言葉は音楽にしか使われませんし
演奏する側と聞く側の両方が音楽をたのしむ時間を連想させます。

気になって、「発表会」と「コンサート」の違いを調べてみたところ
「発表会」=無料、「コンサート」=有料 とありました。

また、あるサイトでは……
「コンサートとは、音楽に対してそれなりの実力を伴う人々の有料の演奏会を指す。
発表会とは、一般的に未熟な人々が一般に向けて成果を見せる場である。
金銭の収受はなく、全て発表者によって賄われる。
そのため演奏の質の問題よりも、
努力した結果を微笑ましく見届けるための会である。」
と説明してありました。

うーーん、そうなのか……。

でも、英語では
習い始めたばかりの子供の演奏会も、
プロの演奏会も「コンサート」と呼びます。
有料無料や、プロ、アマチュアなど演奏のレベルで
使い分けをするのは日本だけかもしれません。

ジョイフルコンサートは、
ピアノを一生の趣味として楽しむ大人の演奏会なので
”発表する”というより、弾く喜び、聞く喜びを共有しながら
音楽をたのしむニュアンスが漂う
「コンサート」という呼び名のほうが相応しいのではないでしょうか。

ということで、これを読んでくださったメンバーの皆さまへお願い!

私のささやかなこだわりにお付き合い頂くということで、
せっかく「ジョイフルコンサート」という名前があり
20年という歴史を重ねてきたので
『あおば♪ピアノの部屋』の演奏会は、「発表会」ではなく
「コンサート」または「ジョイフル」と呼んで頂けると嬉しいです。

一緒に素敵な音楽をたのしみましょう!

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