少し前の話題になりますが、先月のWBCの盛り上がりはすごかったですね！
私はふだん野球は全然見ないので、選手の名前はほとんど知らず、大谷翔平やダルビッシュの何がそんなに凄いのかもわからず、WBC開催にはまったく興味がありませんでした。
でも、東京ドームでの1次ラウンドの開催日が近づくにつれ熱を帯びてくる報道に、とりあえず一回ぐらい（一試合ではなく、一回の表裏だけ）見てみようかという気持ちになって見始めたら……とんでもなく面白かった！
結局、決勝戦まで全試合、最初から最後までしっかり観戦＆応援しました。
どの試合もよかったですが、準決勝のサヨナラや、決勝の大谷選手の最後の一投は特に感動的でした。
暗いニュースが多いなか、やはり明るい話題はいいですね。
日本中、勢いがついて元気になったような気がします。
WBC効果は、なんとピアノの練習にも！
教室でも、侍ジャパンの戦う姿に「私ももっとピアノを頑張ろうという気持ちになった。」と言うかたが何人もいらっしゃいました。
中には、東京ドームで大谷選手が先発した中国戦を観戦し、試合前にひたすらルーティンのウォーミングアップに打ち込む大谷選手の姿に、基本の積み重ねを怠らずしっかり続けることが大切なのだと改めて感じて、自分も地道な練習を続けていこうと思った、と話して下さったメンバーもいらっしゃいました。
必死に何かを成し遂げようと努力している姿というのは、人の心を打つものですね。
まさか、WBC効果が教室メンバーのピアノに及ぶとは思いませんでしたが、嬉しいサプライズでした。
ところで、侍ジャパンとジャンルやレベルは違えど、『他人に感動やパワーを与える』という意味では、教室メンバーの皆さんにも同じ力があるのをご存知でしょうか？
毎回ジョイフルコンサートの後には、教室内外から「メンバーの演奏を聞いて、自分ももっと頑張ろうと思った。」や「緊張しながらも一生懸命演奏している皆さんの姿に感動した。」「元気が出た」といったメッセージが届きます。
私は、コンサートとは関係なく、日々のレッスンで皆さんからパワーを頂いています。
忙しい生活のなかで、ピアノを上手に弾けるようになりたいという思いで練習に励みレッスンにいらっしゃる皆さんと接し、ささやか感動を覚えたり、「私ももっとがんばらなくっちゃ！」と励まされたりしています。
人は意識せずに、誰かにパワーを与える存在になっていることがあるものです。
レッスン室ではピアノのこと以外でもいろいろとお話しさせて頂き、つくづく感じます。
皆さんにパワーをいただき、これからもがんばります！